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会長より

関西心理学会は1927年(昭和2年)に発足した日本で最も長い歴史を持つ心理学の学会です。関西心理学会はもともと「関西応用心理学会」という名称で、応用心理学の学会としてスタートしていますが、現在は基礎から応用まで様々な専門性を持った心理学研究者や実践家が参加しています。本学会の歴史につきまして、第17代会長の苧阪直行先生(京都大学名誉教授)による論文[こちら]をご覧ください。

関西心理学会では大会を年1回開催しています。関西各地の大学を会場として開催され、毎回小規模ながらも多様性に満ちた研究発表が行われています。また、発表は近年心理学系学会では少なくなった口頭発表で行われています。本学会では様々な専門性が出会い、親しく交流することで刺激しあい、新たな研究の発想につながる場となっています。

関西心理学会は若手研究者の活動支援を重視しています。大会については低廉な参加費、研究奨励賞制度といった特徴があります。大学院生、若手研究者の皆さんに多く参加していただいて、関西での「研究仲間」を増やす場として活用していただきたいと考えています。また、指導者として活躍されている先生方も、是非指導される学生さんとともにご参加いただき、エネルギーあふれる関西の若手の活躍をサポートし、また励ましていただきたく思います。

関西心理学会は、これまで長年にわたり関西圏での心理学の研究・教育・実践を皆で盛り上げる場となってきましたが、情報通信技術の進歩や交通インフラの整備により「狭く」なったこれからの時代でも地域学会としての意義を見出し、今後も皆さまの活動の基盤でありたいと考えます。関西の心理学関係者の皆さまのご参加をよろしくお願い申し上げます。

関西心理学会会長 篠原一光(大阪大学)